北欧住宅視察記
ドイツ・オーストリア エコバウ建築ツアー記 Vol.3

リンツのホテル・ドム

ホテル近くの聖堂

1862年~1924年Urslinenkirshe 1736年から建築

リンツ市街地、路面電車。  カラフルな路面電車が頻繁に往来する。
オーストリア・リンツの夜は近くのビアホールで懇親会。

1990年からバイオ農場に転換。90ヘクタールの農地で生物学有機栽培を行う。
ドイツ・オーストリア・チェコなどに顧客を広げ98年宅配開始。

Biohof Achleitner の理念に基づいて造られた食材を販売するビオ・スパーマーケット及びビオレストラン
茶色の外壁は木質系パネルに塗装仕上げ倉庫、配送センター、事務所が入っている。建物も環境に配慮し木造・断熱材に藁を使用。外壁にはカラマツ無垢材・無塗装で使用。コンペで計画を担当した南チロル地方の建築家(右)と石川先生。2002年に環境に負荷をかけないかけない建築計画。建物の製造エネルギー計算も行なう。

ガラス張りの外壁は断熱材として使用された藁(ストローベイル)の認知度を高くしている。
1m×1m×50cmのストローベイルを断熱材として7,500個使用。
巨大な集成材の梁(2メートルぐらいありそう)
配送車も家庭廃油を20パーセント混合したBioディーゼルで走る徹底ぶり。
エコに対する理解と安全性を意識した消費者、生産者がいてなりったている。

有機栽培の野菜・果物、安心して食べられる食品専門のビオ・スパーマーケット内部。木造の店舗です。
映っているのは日本からのお客?昨日見学した工場で生産されたと思われる構造・天井無垢パネル
有機栽培の草を食べて育った牛の牛乳から造られるチーズ。残念ながら私の苦手な食材。
スーパー地下の空調設備心臓部。オレンジ色のパイプは地熱を利用(300パイ地下57m)したヒートポンプで暖房に利用している。地下10mの井水から熱交換し冷房に使う設備も完備。
見学できなかったが、屋上緑化・ソーラーコネクター、太陽光発電パネルがあり消費電力の削減に努めている。不足分の電力はエコ電気を購入している。設備費は一般建築に比べ20%程度割高。販売製品は2割り程度高いが、エコに努めることで売り上げが二倍になったとか。

オフィスの通路、緑が多い。植物を利用した空気調和をめざす。
オフィスの中にも植物が多く配置されている。オフィスの室内環境の改善、植物の効果も研究している。
生産履歴をしっかり管理、安心・安全なものを提供するという考えは木の城工房も常に意識しているところだが、部材の生産履歴を追求するのは結構難しいですが、出来るだけ安心な素材・無垢の木の家造りの木の城工房です。

オーストリア・ザルツブルグ郊外にある自由ヴァルドルフ学校
創始者、ルドルフ・シュタイナー、にちなんでシュタイナー学校とも呼ばれる。
小・中・高一貫の12年制の教育。複雑な形の、シュタイナー学校、の外観。左端が今回視察した祝祭ホール(講堂)。
匿名の寄付により建てられたホールだそうである。
名前を出さずに多額の寄付をする人がいるんですね。
私には到底まねのできない話です。
シュタイナーの思想、人間観アントロホゾフィーにもとづいている?
事前勉強ゼロで、シュタイナーの名前は知っているがシュタイナーの思想ついてまったく知らない木の城工房・上野です。
シュタイナー学校・祝祭ホール視察

オーストリア・ザルツブルク、シュタイナー学校・校長先生(中央)の案内で今年完成したばかりの祝祭ホールを見学。
説明では最新の5重ガラスということだったが3重か?
シュタイナー学校では学校建築を一つの有機体とみなし地域に開かれた核して、また子供たちが、月例祭などの出会いの場としての講堂(ホール)が大切な意味を持つ。
デザインは、ドイツ建築界の重鎮、イエンス・ペーター(Jens Peters)。色彩デザインはフリッツ・フック氏(在・スエーデン)。自然塗料を重ね塗りした壁面。均一に塗らないほうが深みが出る。

まだ試験段階だが音響はかなりいいらしい。木造・大断面の集成材を使用している。
自然光を取り入れた美術室が講堂内に設置されている。美術室からの風景。

ちょうど日本の授業中であったらしい。高校生ぐらいだったと思う。
シュタイナー学校の色彩はホール以外もやわらかく明るい色調で日本の学校の色彩とは大きく違う。
色彩感覚のない私にとって驚きの連続でした。
シュタイナー学校で昼食、学校の食堂で生徒・父兄らに混じって食事をする。
送迎の父兄たちも一緒に食事をしている。もちろん私たちも有料でいただきました。
低学年の生徒も当番なのか厨房で後片付けを手伝っていました。

学校脇の小川。昼食後、付近を散歩。小川の脇はのどかな風景です。
こんな環境の中で教育を受ける子供たちがうらやましいです。
私も田園風景の中で育ったのだが教育が悪かった?のだろうか。
ヨーロッパの文化・思想・環境にたいする考え方が非常に参考になる。
先進国の中にいる日本だが、まだまだ遅れていると感じることが多いです。(私が)

「塩の城」という意味だそうです。塩は昔は金銀と並ぶ貴重品で塩で栄えた都市・ザルツブルグ

ザルツブルグの古い都市、ローマ時代の石の小道の脇に立っていた16世紀の建物の再開発。
一部16世紀の建物をリノーベーション、そして近代的なオフィスを増築する案がコンペで採用された。
建築事務所・ HALLE 1、建築家 Heinz Lang(中央)。ローマ時代の石の道の上での説明だが、石の道の再生工事中で何も聞こえない。
パッシブソーラーで昼光利用のためガラス張り。病院・オフィス・喫茶店、上部は共同住宅
窓内側ブラインドを使用しているが夏は暑そう?である。
共同住宅部の通路部分、天井ライトが印象的。壁・床・天井がコンクリート打放しの上、サンダー掛け仕上げ。

建築家のお友達(あやしい?)の男性の部屋を見せていただいた。
テーブル・イス他かなりのセンス。ザルツブルグでも高収入の人たちが入居しているそうだ。
作家さん?自分の作品を飾っているらしい。
歴史のある塩塩で栄えた都市・ザルツブルグの古い建物・リノベーション&近代的建築増築物件見学でした。
オーストリアは屋根の上でもヘルメットをかぶっている人がいません。裸で作業してたりしてます。意外な一面?
オーストリアもザルツブルグが最後。ドイツ国境に近い都市ザルツブルグでの旧市街見学が楽しみな木の城工房・上野です。

ザルツブルグのシンボル、ザルツァッハ川シュターツ橋からみたホーエンザルツブルグ城塞
モーツアルト広場のモーツアルト像。黄金の玉は何を意味しているのか?お城に登るロープウエー乗り場に向かいます。

やっとホーエンザルツブルグ城塞に着きました。
ザルツブルグの街並み、手前がザンクト・ペータ教会、大聖堂。
城塞内のオープンカフェからの眺めです。
晴天に恵まれたホーエンザルツブルグ城塞内・カフェでちょっと一息。

ゲトライト通り。アイアンの看板が楽しい。
オーストリア・ザルツブルグの城塞見学で終わってしまいました。
旧市街をもっとゆっくり見たかったです。
いつの日か、また来たい。

生態学的モデル農業の作業場、醸造場、パン屋、屠殺場、レストラン、農場が連合した新しく発展的な統合体。
築15年。農場内にはラウンドアートが点在する。オーストリアでたくさん見てきた壁面緑化、ドイツでもよく見かけます。

木造のレストラン。まだ準備中です。環境にも配慮、太陽光発電パネルを豚舎に載せている
日差しを受けられる豚もストレスのかからない豚舎で清潔です。豚の放牧場です。おいしい肉が出来そう。

豚・馬・羊の糞をバクテリアで処理、メタンガスを発生させ発電をしている。
らせん状に登る築山の上にストーンが配置されているランドアート
広大な農場の一部。

汚水処理を行う浄水池   農場内、産地直売のスーパー
ドイツ・ミュンヘン郊外のバイオ農場、生産履歴が明確で安心な農作物、肉、乳製品。安心な食材づくりに負けずに安心な住まいづくりを目指す木の城工房です。

ドイツの住宅展示場は2度目の訪問。おそらく前回と同じ場所と思うが、2年に一度建て替えるとか。
セミナーセンターも作られ以前よりスケールが大きくなっている?
壁前面がガラス張りで日射を取り入れ上部の庇で夏季の日射遮蔽を行う。
日射遮蔽用の可動ルーバー、一枚が60cm巾ぐらいある内付けルーバー。
住宅展示場で行なわれたケーニッヒ氏のセミナー。
ドイツ・ミュンヘンの住宅展示場・モデルハウス例

日本の住まいに近いデザイン。以前より樹脂サッシュの使用が増えている?
瓦屋根が多い。外壁は漆喰塗り、板張りのどちらか。


板張り外壁

アール屋根

角ログ風

板張り・無塗装

板張り無塗装、竪張り
ドイツ・ミュンヘンの住宅展示場、写真が撮れた外観はこれだけ。